手配りチラシは顧客を見極めピンポイントで配る事ができる、いわば最強の集客方法である

手配りチラシ、ビラ配りには配り方のコツがあるという話

チラシをデザインする立場となって早10年↑。デザイナーのウメツです。
私も学生時代は色々なバイトを経験してきましたが、物流工場内の仕分け作業と街頭でのチラシ配りに関しては、現場監督の社員さんから「ぜひわが社に!」と言われるほど得意分野で……と、自慢話はさておきさておき。

今回はチラシ作りのアドバイスではなく、配り方についてを書いてみたいとおもいます。

 

ハンディング(ハンティング)とは顧客を見極めピンポイントでチラシを配る事ができる、最強の集客方法!

街頭などでチラシを配る事を、「ハンディング(ハンティング)」「手配り(ビラ配り)」と言っています(*以下「手配り」とします)。よく美容室サロンさんや不動産会社さんなんかは、この手法でチラシを配ったりしてますね。ちなみに私はコンタクトレンズと飲食店のクーポン券などのチラシ配りをよくやっていました。あと現・会社でもイベントのお手伝いでうちわ配りを手伝った事がありましたが……。

さて、そんな手配りチラシですが「配るの超楽しい〜!」って気持ちでやっている人はなかなか居ないもの。できればやりたくない仕事チャンピオンです。しかし、この「手配りチラシ」という手法は折込やポスティングとはちがい、自分の目で顧客を見極めてピンポイントに配る事ができる、いわば最強の集客方法なんです。なのでぜひ、「手配りチラシ」の配り方のコツを知って、少しでも心の負担を減らして前向きにチラシ配りに挑んでいただきたいなとおもいます。

 

試してみよう!コツはこの3つだけ!

具体的な配り方のポイント(コツ)は以下のとおりです。そんなに難しいことでも勇気のいる大胆なことでもありません。まずは【その1:】だけでも、ぜひ試してみてください。

その1:通行人のとなりに並んで3歩一緒に歩いてみる

3歩一緒に歩く。配る相手は通行人です。通行を妨げてしまっては迷惑行為です。棒立ちの状態でチラシを配ってしまうと、チラシを持った手が静止バーの役割を果たしてしまいとっても邪魔。ここは相手を敬って一緒に3歩歩きましょう。そしてもうひとつ、その一緒に歩く3歩の間、相手の手のちかく、且つ、チラシの内容がチラ見できるような位置(みぞおちくらいの位置)にチラシを差し出します。時間にしておよそ2秒程度です。3歩一緒に歩く事で、チラシを2秒見てもらう事ができます。さらに興味を持った場合は受け取ってくれますし、2秒間も目の前に出されたら反射的に思わず手に取ってしまうものです。

その2:無言厳禁「何の」チラシを配っているかしっかり声に出そう

もちろんですが無言は怖いので厳禁です。自分は何のお店の者なのか、何のチラシを配っているのか、声を出して説明しましょう。そうすればチラシを受け取らなかった人にも「何か新店がOPENしたのかな?」「安いのかな?」と情報はつたわります。そうすれば本当に興味がある人は自分からチラシを取りに来る場合もあるし、全く興味が無い人は受け取りません。(全く興味の無い人には渡す必要がないという割り切った考え方も大事です。チラシだってタダじゃないんだから!)

その3:「楽しい」気分を全身で表現する

もちろんですが無表情は怖いので厳禁です。怖い顔の人の近くには近づきたくありません。フレンドリーな気持ちで明るく楽しく配りましょう。
 
と、大きくこの3つのコツがあります。とくに【その1:】を実践するだけでも、受取率が格段にUPしないでしょうか?ちなみに通常の3倍歩くことになるのでダイエット効果も期待できます。
  
それでも、なかなか成果が上がらないという方には「禁断の方法」というのもあります。

 

オマケが付いているとみんな嬉しい

もちろんですが、ただチラシだけを配るよりも何かしらのおまけがついていた方が嬉しいですよね。そうです、禁断の方法とは「モノでつる」作戦です。私が過去にもらったことのあるものだと、オーソドックスなところでポケットティッシュ、ちょっと嬉しかったのがうまい棒、びっくりしたのが海難事故用救命笛です!

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●ポケットティッシュ
●うまい棒(コーンポタージュ味が好き)
●ウェットティッシュ
●使い捨てマスク
●キャンディー
●化粧品などの試供品

など。

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でもオマケなんてドーピングみたいなもん

一番恐ろしいのが、オマケだけ持っていってチラシは捨てられるというケース。みんな受け取ってくれるけれど、それは興味があって受け取ってくれたのかどうか、なかなか判断が難しいところです。もちろん配布するパイは断然広がるわけだから、全く意味が無いという事ではないけれど費用対効果はどうでしょうか……。できることならチラシだけで勝負したい! それができるのが一番ですよね。上のほうで述べた3歩一緒に歩いてチラシを2秒見せる作戦は、その2秒で広告内容を理解させないと全く意味がありません。2秒で伝わる「良い」チラシが無いとこのハンディングの裏技は使えないといっても過言ではありません。
 

大事なのは「あなたの気持ち」と「伝わり易いチラシデザイン」

配っているチラシのデザイン(内容設計)、チラシに掲載しているサービス内容等に自信が無いと、楽しい気持ちで配り辛いものです。そんな気持ちが渡す相手にも伝わってしまうという場合もあるかもしれません。手配り用のチラシの内容もしっかりと検討し、とりあえずのチラシを作るのではなくて「こういうことに困っている、あの人に届けたい!」とターゲットを考えながら、また配るときに相手に見やすい文字の配置はどんな感じなんだろうと、いちど考えてみることも大切です。